やさしさとは

やさしさって何でしょう?
「あの人、やさしい人だから・・・」というのはどういうこと?
自分にとって心地よいからやさしいなのか、芯から思いやりがあるのか・・・。


小林正観さんの本か講演かは忘れましたが、やさしさについて触れており腑に落ちたことがあります。


(言葉は私流です)

やさしさとは、立場の強い人が弱い人に対してする思い。
例えば、先生が生徒に、親が子供に。

親が年老いたら子が親に。
なので「うちの子、私にやさしいんです」はやさしさとは別もの。
ある時から「地球にやさしい洗剤」とか「地球にやさしい車」という言葉が出てきた。
地球の方が断然立場が強く地球が、地上で勝手ばかりしている私たちにやさしいのだ。
そのような言葉が蔓延したあたりからいじめが増えた。


とのこと。


なので弱者にはやさしく、強者にはへつらわない感じでおりますが、つい、老いた母に冷たく接してしまうことがあり、反省です・・・。

まっ、ある意味強いんですがねっ😁


気功の先生はこう言います。
「智はやさしさなり」

「やさしさは智なり」と。
五行(木・火・土・金・水)に五徳というのがあり、水は「智」です。

逆の言い方をすれば、何も知らない、無知であることはやさしさにはつながらないということです。

「知らなーい」「よく分からなーい」という言葉にはやさしさのかけらもないですね。
「もっと詳しく聞かせて」「どんな状況?」というような理解しようとする心がやさしさなんだと私は解釈しています。


本当にやさしい人には嫌いな人がいないのです。
その人が難ありであっても理解することによって嫌いになるまでは至りません。
大人になるというのはただ年を重ねるだけではなく、真の意味で大人(たいじん)になっていくことだと思います。


いつかやさしさについて書きたいなーと思ってましたが、それは今日のタイミングだったようです❤(ӦvӦ。)


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